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雄一老見聞録 |
| 第七回 『試合に強くなるには?その六』(子供の成長についての一考) |
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まず最初に、前回お知らせ致しました「江口さんのお話を聞いて.....」の件、
先日録音させていただきました。 いろんな楽しいお話を聞かせていただきました。これから文字に起こして、お 話を文章にして、ご本人に見ていただいてからの掲載になります。 仕事の合間にすることですので時間がかかりますが、いましばらくお待ちいた だきますようお願いいたします。うまくかけるかどうか心配ではあるのですが... 少し復習をさせていただきます。 1.ラケットを始めて持った子の練習はサービスから始まります。 2.少し出来るようになるとすぐにリーグ戦で沢山の試合の経験をさせます。 サービスの練習も大切ですが、試合の半分はレシーブから始まりますので レシーブの練習も大切です。そこで、レシーブの基本のような、回転に対 してラケットの角度の出し方を、遊びの中で覚えられるようにしていました。 練習の始まる30分ぐらい前にトレーニングボールを箱一杯にして台につきます。 すると、あちらこちらで勝手に練習していた子ども達が、その台に集まって来 て並びます。その中にはいろんなレベルの子がいますが前の方に並んでいるのは 大概はうまい連中です。 まず最初は、バック側から、フォアハンドの横回転サービスをバック側へ(ク ロス)出します。ミスしたら交代です。いろんなレベルの子がいますので、その 子の能力に合わせて、2〜3本はとれる範囲の回転にしてとらせて、うまくとれ たら、「うまい!!」と何が何でもほめます。 2〜3本取れたら、その次はミスするであろうと思われる回転を掛けます。 ミスさせて後の子と交代させるために。 卓球を始めて間もない子がうまく返球したら、ラケットをおいて拍手し「うま い!!」「良くとった」とほめます。 不思議なことに誉めれば、誉める程うまくなるようですし、またレシーブの練 習が好きになるようです。そのせいか彼らは卓球能力に比べて、レシーブ力は高 かったと思います。ある程度レシーブがうまく出来る様になると試合らしくなり ます。 小学5年生くらいになりますと見え見えの回転ではミスをしなくなります。 4本、5本、6本と、とりますと、こちらも本気になりますがミスしません。 そんな時には知らん顔をして違うコース(ストレート)に同じ回転のサービスを 出します。そうしないとミスしてくれません。ミスをさせないと後ろで待ってい る子達が、ブーブー言い出します。 知らん顔をして違うコースに出してミスさせても、この連中にはそんな事は一 回しか効果はありません。 前の子がやられたのを見て、違うコースを警戒する練習は、実戦に近い練習 になっていると考えます。 この連中は、試合の勝ち負けには、駆け引き・作戦等が大きな役割を持ってい ることを知っている様です。 違うコースへ出しても、二回目以降は違うコースへ来ることが分かっています から、山を張ってきます。 そうなりましたら、サービスは全面です。そして甘いレシーブは叩きます。 それが返球出来ないとミスと判定して交代です。これが小学高学年・中学生 になりますと私のサービスでは通用しなくなります。 もう私のサービスからは卒業です。先生の出番です。 ただ返球だけで良いのなら、中にはフインガースピンサービスをも何球かは返 せる子もいました。 あまり経験のない子供が一本目でミスしますと、経験者に教えさせます。 これが又、なかなか的を得た教え方をしています。耳をダンボにして聞いてい ますと、これがなかなか味のある教え方をしています。 私が説明するよりうまいのではないかと思えます。 大人の眼からと、子供同士の眼からの見方は少しちがう様です。 大人は、教科書に載っているような理想のレシーブを教えようとしますが、子 供はミスした今よりは少し良い現実的、かつ実戦的な取り方を教えているようで す。 なるほど!!、実戦的な取り方を教えているなーと思いますし、子供同士の方 が、教わる方の理解度が高いのかなと思っています。 でも彼らが、上達したときは、やはり教科書的で、理想的なレシーブに自分な りの工夫を加えているようです。始めて間のない子には、大人が教えるよりは、 経験の長い子供に教えさせる方が良いのかなーーと思ったりしています。 ラケットを持って一ヶ月経ってなくても、本人が出ると言えば公式戦にでも出 します。本人にその意思のないときは無理には出させません。 始めて試合に出る子には、指名して上級生をベンチコーチにつけていましたが、 そのうち、それが当たり前のようになってほったらかしておいても、上の子が勝 手にベンチに入ってくれるようになりました。 試合する子も、ベンチに入る子もいい勉強をしていると思います。 全日本(バンビ〜ジュニアー)の会場では、クラブの先生が、大車輪で廻ってく れますがそのほかの試合は、その試合に出ている上級生が勝手にベンチに入って います。 あれって不思議ですね、ベンチに入って試合を見ているときは冷静に試合を見 ることができるのですが、ベンチ以外で見る試合はたまりません。 ハラハラ・ドキドキ、自分のチームの子が打つと「ミス??」と眼をつぶるし、 打たれると「やられるーー」と眼をつぶる全く心臓と、胃には良くないです。 ランク決定以上の試合は特に... そのとびっきりの経験談を一つ....たぶんこ れらが、私に胃潰瘍を発症させた原因の一つだと思います。 続く 雄一老(yuu@Pingpongfan.net) |
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